モスクワでは簡単に抗体検査が受けられますよ!
湘南ロシア倶楽部では、この1ヶ月間対外活動を自粛し、アンテナをロシアのCOVIDー19対策に向けて、情報の収集に努めて
まいりました。 その結果、色々と日本とは違う状況が見えてきました。 幸い、緊急事態宣言を解除されたので、今後少し
づつ、状況をブログ読者の方々にお伝えしたいと思います。
今日(5月28日)あたりから、各自治体ではコロナ感染第2波への警戒が叫ばれています。 しかし、その割には具体的対策も
示されず、個人的な注意喚起に終わっています。 このため、どの程度の注意をするのかその尺度がなく、せめて抗体検査が
あれば、と思う毎日です。 一方、ロシアでは、すでに民間クリニックで抗体検査が広く行われており、私がモスクワでお世話に
なるチャイカ・クリニックからは、貼付のようなお知らせが届きました。先日、在モスクワ邦人10名とのテレビ会議を実施して
現地での生活を伺ったところ、某TV局モスクワ特派員は、コロナ関連の取材も多いことで感染が心配、抗体検査を毎週受けている
というお話でした。指先から採血し、2時間で出る結果を、伝えておいた携帯電話に知らせてくれる、ということで、非常に
簡単なようです。 ロシアの医療制度は、有償と無償ではそのレベルが全く異なり、有償医療を選択すると、サービスレベルから
医療技術、医療機器まで、日本と同等いや日本より優れていると思われる場合が多々あります。日本にはなぜか、有償医療に関する
情報が伝わりにくいようですが、我々は現地でお世話になる機会がより多い有償医療についてもっと知るべきだと思います。
下のお知らせを見ても、使用する抗体検査セットは英国Prestige Diagnostics社製ということや、2時間で結果が出ること、
さらに採血は指から、と日本の病院ではなかなか明らかにしないような事前情報が提供されています。 3800ルーブルという
価格が高いのか安いのか、その辺りはよくわかりませんが、日本におけるインフルエンザワクチンが3000円程度であることを
考えると、まあ妥当なのかと思えます。チャイカ・クリニックはモスクワにありますが、その他の都市でも大体同じ状況で、
ウラジオストクでも数カ所の民間クリニックで抗体検査が可能という話です。 (専務理事・菅原信夫)
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